みなさん  こんにちは(^^)

今回は、大人気シリーズ「どっちが良いの!?」です。

ダウンスイングでの動作、切り返しからボールを打ちにいく(リリースする)方が良いのか!?

そうではなく、「なるべくリリースしないでインパクトまで引きつける(タメる)方が良いのか!?」がテーマになります。

この記事は、約5分で読み終えることができます。

ダウンスイングの最後の砦「リリース」

リリースとは何か!?

リリース(英語でrelease)とは色々な意味で使われますが、主な意味は「離す・放つ」という意味です。

ゴルフでは、バックスイングでできた「コック」を、ダウンスイングで「放つ・開放する」動きを言います。

ダウンスイングでの最後の砦「リリース」

コックとリリースは相反する動き!?

このリリースという動きは、バックスイングでできるコックと相反する動きであり、

「コックは力をためるのに対して、「リリース」は力を開放する(ボールに伝える)ということになります。

また、リリースはタイミングを間違えると結果がガラリと変わってしまうので、

インパクトを迎えるまでの重要な動きの1つとなりますので、注意する必要があります。

アーリーリリースとナチュラル(レイト)リリースってどう違うの!?

どちらもダウンスイング中に、インパクトまでに行う動作なのですが、

アーリーリリースは、切り返しから「早い」(英語でearly)タイミングでリリースすることを言います。

これに対して、ナチュラル(レイト)リリースは、切り返しからどちらかと言うと「遅い」(英語でlate)タイミング、

なるべくリリースをしないで、身体の連動とともに自然に」(英語でnatural)リリースすることを言います。

なるべくリリースをしないのが理想

この「なるべくリリースをしない」ことを別の言い方で、「タメる・タメの動作」とも言います。

それでは、このアーリーリリースとナチュラルリリースについて詳しく説明していきましょう。

アーリーリリースとナチュラルリリースの特徴

アーリーリリースの長所

  • 手打ちスイングである初心者ゴルファーなどには、腕を振ってヘッドスピードを上げることができる
  • バックスイングとダウンスイングの軌道がほぼ同じになるので、スイングのイメージがしやすい
  • グリップ圧が強い・肩と腕に力が入りすぎているゴルファーは、クラブヘッドの操作がしやすい

アーリーリリースも悪いことばかりではない

アーリーリリースの短所

  • 女性やジュニアなど非力なゴルファーは、特にアイアンの重みに耐えられずに故障やケガの原因になる
  • 前傾角が崩れやすく、クラブヘッドもトゥダウンしやすいので、ボールがつかまらずスライスになりやすい
  • バックスイングで溜めたパワーを逃してしまうので、ヘッドスピードが遅くなり飛距離が出ない

ナチュラルリリースの長所

  • 身体と連動されたスイングなので、ロングアイアンなどの長いクラブでもあまり曲がらなくなる
  • バックスイングで溜めたパワーを余すことなくインパクトできるので、飛距離がアップする
  • クラブシャフトのしなりも最大限に利用できるので、タイミングも取りやすくミート率も向上する

ナチュラルリリースは理想の動き

ナチュラルリリースの短所

  • 身体と連動させてリリースするのが非常に難しいので、動作を身につけるのに膨大な練習時間が必要である
  • バックスイングで溜めたパワー(コック)を保つための体幹の強さと柔軟性が必要なので、トレーニングの時間も必要になる
  • 習得するのには熟練した知識と技術も必要になるので、専門的なインストラクターのレッスンが不可欠である

アーリーリリース・ナチュラルリリースどっちが良いの!?

理想は「ナチュラルリリース」です!!

一般ゴルファーは、このリリースがどちらかと言うと「アーリーリリース」の傾向があり、

インパクトまでコックを保つことができないどころか、アドレス時の手首の形も保つことができないので(トゥダウン)、

スライスやダフリ・トップなど様々なミスの原因にもなる場合があります。

一般ゴルファーの約8割以上が、このアーリーリリースであると言われています。

一般ゴルファーのほとんどがこの「アーリーリリース」

ナチュラルリリースは習得するのに時間がかかる!?

しかし、アーリーリリースである方がナチュラルリリースにするには大変な練習量と時間がかかるのは間違いありません。

プロゴルファーのほとんどが「アーリーリリース」ではありませんが、体幹と連動させてリリースしている方は、意外と少ないです。

体幹と連動させてリリースする「ナチュラルリリース」は、

手首の形を保つだけでなく骨盤の形を保つとさらに精度のあるスイングと言われています。

 

最後まで読んでいただき、有難うございました。

お気軽にお問い合わせください TEL 090-2534-9132 受付時間 午前9:00 - 午後10:00