みなさん  こんにちは(^^)

今回は、「ゴルフ4スタンス理論 B1タイプの特徴」をお伝えしていきます。

この記事は、約5分で読み終えることができます。

B1タイプの特徴

先月も投稿しましたゴルフ4スタンス理論「A2タイプの特徴」に続いて、

かかと側重心かつ内側重心の「B1タイプの特徴」を説明していきます。

1.アドレス

B1タイプのアドレスの特徴ですが、飛球線後方から見て、身体の「お尻とかかとを近づける」ことがまず大切です。

Aタイプでは、はじめに股関節から前傾しますが、これをBタイプが行うと骨盤が不安定になり、注意が必要です。

なのでB1タイプは、まずお尻とかかとを近づけるように膝を曲げてから、股関節から前傾をすると良いです。

特に注意してほしいのが、膝を曲げるときに骨盤が後傾しやすいので、お腹を締めるようにして行うと良いでしょう。

スタンス(足幅)

B1タイプは体幹を真っ直ぐ平行(パラレル)に使うパラレルタイプなので、体重移動が少ないです。

この為、スタンス(足幅)は狭い方が身体は安定し、広いスタンスだと軸を保てなくなるので不安定になるでしょう。

また、身体の同側を連動(右の肩が動いたら右の腰も動きやすい等)させて使いますので、

肩・腰・ひざの向きなどの身体の向きをスクエア(真っ直ぐ)に保つことが特に重要です。

肘の位置

前回の投稿でもお伝えしましたようにゴルフ4スタンス理論では、タイプ別に肘の位置が変わります。

B1タイプは、一般的なゴルフレッスンでの「肘は両胸の前で絞るようにアドレスをとると、

スイング軌道がズレたり、身体の動きが悪くなってしまう場合がしばしばあります。

B1タイプは4スタンスタイプの中で、肘の位置が一番背中側にあると良いタイプなので、

両肘の位置は、あえて両胸の前にする必要もなく、ふところを広く使わなくて良いスイングになります。

2.グリップ

ロングサムで真っ直ぐ

B1タイプは、身体の重心位置が土踏まずのかかと側にあるので、手も指先というより手の平側にあります。

この為、左手のグリップは親指を伸ばす「ロングサム」で、その他の指は第3関節からまず握り込んで、

Aタイプのように指先ではなく、いくらか手の平側でガッチリと深く握り込みます。

また、パラレルタイプなので、人差し指から小指の付け根にかけて、グリップがほぼ真っすぐになるように握り込みます。

ハンドアップにする必要はない!?

左手のグリップを真っ直ぐに握ることで、ハンドダウンのアドレスになりますが、

B1タイプは、一般的なゴルフレッスンでいう「みぞおち付近にグリップエンドを向ける」ことは必要なく、

おへそ付近で良いとされており、ハンドダウンで全く問題ありません。

逆に、Bタイプの方が必要以上にハンドアップにすると、インパクトでグリップが緩んだり、

スイング中に腕などの力みでスイング軸がズレてしまうことになります。

3-1.スイング

背骨中心の1軸スイング

B1タイプは、パラレルタイプなのでスイング中に軸の移動が少ない「1軸スイング」となります。

左半身と右半身を入れ替えるように、背骨を中心とした回転運動をしていきます。

この回転運動に股関節が連動していくので、体重移動は自然と行われていきます。

身体を縮ませるように使う!?

体幹の使い方は、バックスイングでは左肩から同側にある左腰を圧縮する(縮める)ように使い、

ダウンスイングでは右肩から同側にある右腰を圧縮する(縮める)ように使っていきます。

体幹を伸ばすように使うAタイプから見ると、縮めているBタイプのスイングには違和感を感じると思います。

3-2.スイング軌道

B1タイプのスイング軌道は、体重移動が小さい為「円運動」に近く、ボールに対してアウトサイド気味から入り、

インパクト後はストレートに抜けていくのが特徴です。

また、ダウンスイングでは、肩口からクラブを振り下ろす形になりますので、

「V字軌道」でインパクトをむかえますが、V字軌道なのでインパクトゾーンは短くなります。

インパクトで終わり」「インパクトで叩く」「フォローなしのイメージ」などがB1タイプには当てはまります。

3-3.肘・膝は自由に

これも一般的なゴルフレッスンの場合、バックスイングでは左肘は曲げない

右肘はお蕎麦屋さんの出前の形のように、肘の外側を下に向けて曲げていくのが定説となっております。

しかし、B1タイプがこれを行うと身体の連動が上手くできなくなり、軸がズレやすくなります。

このように肘を制限した状態で、ただキレイなフォームでは当然飛距離もでませんし、

また身体にも負担がかかるので故障やケガの原因となります。

ひざを積極的に動かすと良い!?

B1タイプは、スイング中に腰と足首は安定させて使うと良いので、膝は自由に使うのが望ましいです。

これも一般的なゴルフ理論と反するのですが、バックスイングで右の壁を作るときに「右膝を動かさない」とありますが、

Bタイプの場合は、右股関節を動かさないと右の壁ができるので、必要以上に右膝が動かないということです。

B1タイプだけでなくBタイプ全員に、この「肘と膝は自由に動かす」ということが当てはまることでしょう。

3-4.フィニッシュはI字型

B1タイプのフィニッシュは、体重移動の少ないV字軌道なので、身体がまっすぐに伸びた「I字型のフィニッシュ」となります。

同じI字型フィニッシュのA2タイプよりも、右膝が折れ曲がったI字型フィニッシュであるのが特徴です。

4.オススメの練習方法

ポイントは首の付け根

B1タイプは、首の付け根と股関節を動かさないようにスイングすることが大切です。

まずは「首の付け根」を動かさないようにすること、ボールとの距離感を首の付け根で意識して、

その距離感が変わらないようにスイングするだけでも、効果のある練習になります。

首の付け根を動かさないようにすることができたら、次は「股関節」を動かさないようにしていきましょう。

先程も説明しましたが、肘と膝は「動かさない・固定する」イメージは絶対もたないことです。

このイメージが当てはまるのは、Aタイプの方なので注意して練習してください。

 

最後まで読んでいただき、有難うございました。

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