みなさん こんにちは(^^)
今回は、ゴルフと天候についてについての記事です。
「アゲインストとフォローでは飛距離がどれくらい違うのか」をお伝えしていきます。
この記事は、約3分で読み終えることができます。
風のラウンド、、、これもゴルフの醍醐味です
実は、、、雨よりも厄介なもの
雨のラウンドを嫌がるゴルファーも多いが、微風でなく強風でのラウンドはゴルファーを最も悩ます天候であると言えるでしょう。
雨のラウンドでは、飛距離が少し落ちるくらいですむが、
強風でのラウンドは、無風状態に比べて(アゲインスト・フォロー共に)クラブの番手が2,3番手違ってくることも珍しくありません。
これが横風になってくると、目標の20~30ヤード右や左を狙わなければならないケースもあります。
プロのトーナメントでは、強風の場合、平均スコアが悪くなることがほとんどです。(雨の場合は、良くなることが多い)
風に慣れていない一般ゴルファーならば、5~10打スコアが悪くなってもおかしいことではないでしょう。
風がショットに与える影響はどれくらいなのか!?
アゲインストの方が影響が大きい!?
では具体的に、風がショットに与える影響はどれくらいなのでしょうか。
風速5m/sのアゲインストの場合、ヘッドスピードが40m/sのゴルファーがドライバーを打つと、約18ヤード距離が落ちてしまいます。
逆に、風速5m/sのフォローの場合だと、同条件で飛距離が約13ヤード伸びるということです。
ということは、アゲインストの場合の方が飛距離の影響が大きく、一般ゴルファーがアゲインストを嫌うのも理解できるということです。
アゲインストの場合、力みは禁物!?
同じくアゲインストの時に、力んでバックスピン量の多いショットを打つと、ボールが吹け上がり更に飛ばなくなります。
風に負けないよういつも以上に強くインパクトしてしまうと、
バックスピン量が増えてボールを高く上げる揚力(ようりょく)が大きくなってしまうからです。
そういうわけで「アゲインストの時は、ボールを強く打ってはいけません」と言われるのです。
フォローではどんな影響があるの!?
先程のように、風がフォローの時は飛距離が伸びますが、さほど伸びない場合もあります。
それは、フォローの風が強すぎて、ボールが最高点に到達する前に、突然落下してしまう状態です。
これは、いわゆる「風に叩かれて」ボールが後ろから風に押された状態で、バックスピンの量が減ったために起きます。
とくに、打ち出し角(ボールの軌道と地面がつくる角度)が低いときに起こりやすい現象です。
また、ボールが最高点をむかえてから下降軌道に入ったときに、ストンと落ちることもあります。
これは、ボールと風の速度が同じになり、ボールの周りに空気の流れが少なくなって、揚力が落ちる。
つまり、ボールの上がる力がなくなるので、そのまま下に落ちてしまう現象です。
フォローで距離を稼ぐには!?
せっかくのフォローなのに、このように飛距離を稼げないことを防ぐには、
クラブを最後まで振り切って、ボールにスピンをしっかりとかけることが重要です。
そうすれば、ボールが風に叩かれて落ちることなく、風に乗せることが可能になるでしょう。
また、ドライバーではなくロフトのあるスプーン(3W)もしくはクリーク(5W)を使うのも良いでしょう。
ボールの打ち出し角が高くなり、風に乗せることが容易になって飛距離も稼ぐことができるでしょう。
最後まで読んでいただき有難うございました。