みなさん こんにちは
今回は先週行われたワールドカップゴルフです。
大会の歴史
1953年から行われている国別対抗戦で、国を代表する2人の選手がチームを組み世界24カ国が参加する。
2009年までは毎年開催されていたが、以降は隔年開催となっている。
日本代表の初参加は、1956年(第4回)の林由郎・石井迪夫コンビで、団体4位を獲得した。
これがきっかけで、翌1957年(第5回)は、日本(霞ヶ関カンツリークラブ東コース:埼玉)で初めて開催されたワールドカップとなった。
しかもこの大会で小野光一・中村寅吉コンビが団体初優勝、中村寅吉が個人も初優勝を飾り、日本にゴルフブームを巻き起こす大きなきっかけとなった。
アメリカが最多の23回
これまでの歴代優勝回数は、アメリカが最多の「23回」とダントツの1位、2位は南アフリカ共和国の5回、スペイン・オーストラリアの4回と続く。
日本チームは1957年と2002年伊沢利光・丸山茂樹コンビのメキシコ開催での優勝とで「2回」となっている。
また2001年には「日本ゴルフ100年祭」として、太平洋クラブ御殿場コース(静岡)にてワールドカップゴルフが開催された。
3度目の優勝を狙った黄金コンビだが、、、
今大会第58回目となったワールドカップですが、オーストラリアのキングストンヒースGCで行われ28カ国56人の選手が参加しました。
日本代表は2002年大会以来3回目の優勝を目指し、松山英樹と石川遼がエントリー。
ともに米ツアーを主戦場とする同学年のスタープレーヤーであり、大きな注目と期待を集めた黄金コンビでした。
しかし残念ながら、結果は14アンダーの6位タイ。結局優勝したのは「大番狂わせ」のデンマークが20アンダーで初優勝。
優勝候補筆頭で前回優勝した地元オーストラリアも振るわず11アンダーの9位タイ、強豪アメリカは、16アンダーの2位タイでした。
前大会(2013年)は、2016年のリオオリンピックに向けて4日間の個人戦2人分の合計スコアで争われたが、今大会はダブルスによる団体戦を実施。
1日目・3日目: フォーサム(1つのボールを交互に打ったスコアを記録)
2日目・最終日: フォーボール(それぞれのボールでプレーして良い方のスコアを記録)
やはりダブルスは、個々の能力の高さではなくチームワークなんでしょうかね、、、
東京オリンピックに向けて、、、
松山・石川コンビは前評判だけではなく、2週間前から現地入りしてオーストラリア特有の風・芝対策を行い、また試合後も遅くまで入念にパター練習をしていました。(グリーンキーパーが早く帰ってくれって思うほどです!!)
他のどの国よりも調整に時間をかけ、そして2020年の東京オリンピックの前哨戦として「次回のワールドカップを日本で!!」と日本のゴルフ界を変える思いで優勝を狙っていました。
※試合後のインタビューの2人、本当に悔しそうでした。
次回開催はまだ未定ですが、この黄金コンビで優勝して東京オリンピックにつなげて欲しいです。
次回もお楽しみに。