みなさん こんにちは(^^)
今回は、前回に引き続き「新ルール(後編)」をお伝えしていきます。
この記事は、約4分で読み終えることができます。
スピード化・シンプル化の新ルール(後編)
7.バンカーでのアンプレヤブル
バンカーに入ったら4打5打は当たり前の方には、とても嬉しい新ルールです。
アンプレヤブルを宣言すれば、2打罰でバンカーの外に出して打つことができるようになるのです。
特に初心者などでアゴの高いバンカーなどは、大叩きをすることもなくなりプレー時間も短縮することができます。
8.バンカー内のルースインペディメント
バンカー内のルースインペディメント(落ち葉や小石・ゴミなど)は、現行のルールでは、取り除くことができませんでした。
新ルールでは、このルースインペディメントが取り除くことができます。
バンカーショットを打つ時、ボールのすぐそばに小石があるのとないのでは、難易度が変わります。
これでバンカーショットを何度も打つことが減りますし、ルールもシンプルになりますね。
9.ピン(旗竿)を抜かずにパットしてもOK
グリーン上でパッティングをする時は、現行のルールではピン(旗竿)を抜かなければいけません。
グリーン上からパッティングをしたボールが、ピンに当たるとペナルティになるからです。
これが新ルールでは、ピンに当たっても大丈夫(無罰)になりました。
もちろん、グリーン上に置いてあるピン(カップに刺さっていない状態)にボールが当たっても無罰です。
これでロングパットの時に、誰かがピンを持っていなくてもOKになりますので、プレーの進行がスムーズになりますね。
10.パットのライン上の修復が可能に
現在のルールでは、自分のパットのライン上では、ボールマーク以外の修復ができません。
スパイクマーク(足跡)などグリーン面の傷跡は、修復するとペナルティになります。
新ルールでは、これらスパイクマークなどの修復が可能になりますので、
予期しない曲がりなど無くなり、スコアにも良い影響を与えるでしょうね。
11.二度打ちが無罰に
狙っているわけではないのに突然起こる不可抗力の「2度打ち」、これが無罰になります。
2度打ちした時のストロークの1打に、ペナルティの1打罰を加えるのが無くなり、
2度打ちしたストロークを1打と数えるのみとなります。
12.自打球が無罰に
自分が打ったボールが木などに当たってはね返り、そのボールが自分に当たることを「自打球」と言います。
現在のルールでは1打罰ですが、新ルールでは無罰となり、その後はあるがままの状態でプレーします。
13.ボールを動かしても無罰に
13-1.ボールを捜している時
ラフなどで自分の打ったボールを捜している時に、足で蹴ったりしてボールを動かしても罰はつきません。
13-2.グリーン上で偶然にボールを動かした時
パッティングの時にアドレスに入ってから、偶然にボールが動いても無罰になります。
13-3.ボールをマークする・拾い上げる・リプレースする時
ルールに基づいてボールをマークする、拾い上げる、リプレースする時に、
ボールを動かしてしまっても無罰になります。
14.ペナルティエリアでソールしても無罰に
ウォーターハザードという名称が、「ペナルティエリア」に変更となるのは、前編の項目1で説明しました。
このペナルティエリア(現:ウォーターハザード)では、あるがままでプレーする場合、
クラブをソール(地面につける)してもペナルティではなく、ルースインペディメントも取り除くことができます。
しかしこれはペナルティエリアですので、バンカーでのソールは現行通りペナルティになります。
まとめ
通常は4年に1度のルール改正ですが、次回の改正が2020年にも関わらず行われるので、かなり思い切った特別な改正になります。
東京オリンピックも関係しているのでしょうか?
ゴルフ人気低迷を回復すべく、プレーのスピード化・シンプル化をコンセプトにした新ルールは、
来年2019年1月1日より改正となります。
時代とともに、ゴルフルールも変化していくのですね。
最後まで読んでいただき、有難うございました。